ダイバーシティ&インクルージョンに関する取り組み
TOPメッセージ
「ダイバーシティ(Diversity)」を直訳すると「多様性」ですが、ビジネスの場では「多様な人々が共存・共生できる社会を創造する」という理念を意味します。国籍、宗教、性別、
ハンディキャップの他にも、介護等の事情や勤務時間、雇用形態に至るまで、組織の中にはあらゆる多様性が存在します。異なる発想や価値を尊重し受容すること(Inclusion)は、新たな価値創造に必要な企業文化の礎であり、組織の活性化にもつながります。
当社は、"お客様にとって「最適なビジネス環境」を創造し、より豊かな社会の実現に貢献する"ことを企業理念として掲げています。ダイバーシティ&インクルージョンを推進していく先には、多様な顧客ニーズにお応えするとともに、全ての社員が「働きがい」を持ち生き生きとしている理想とする会社の姿があります。
今後もこの価値観を大切にし、全てのステークホルダーと共に持続可能な未来を創造してまいります。
LGBTQ+に関する取組み
当社は従来からお互いを尊重し、多様性を活かしたクリエイティブな発想で、新たなビジネスを創出し、より豊かな社会の実現に向けて、ダイバーシティー&インクルージョンを推進してきました。
昨今、LGBTQ+については世の中で取り上げられる機会も増え、当社においても、配偶者と同等の関係性にある同性パートナーに対する諸制度の拡充等を図りました。
しかしながら、同性パートナーに関する制度対応だけでは、LGBTQに対する真の理解、対応としては十分ではないと考えています。
LGBTQの当事者は、日本国内におよそ8%程度、自認していると言われており、当社の社員数(3700人)からすると、300人程度の方が該当すると思われます。これらの方々の多様性を尊重し、"マイノリティ"としてではなく、"1人の社員"として受け入れる(Respectする)ことは、活気のある、社会に貢献する企業を目指す当社にとっては必須であり、"違いや多様性を価値として受け入れる"という考えを念頭に、私はAlly(仲間)宣言をしています。
誰もが自分らしく、生き生きと働ける環境の実現に向けて、今後も私自身が先頭にたって、積極的に推進していきたいと考えております。
ダイバーシティ&インクルージョン方針
株式会社NTTデータ・ウィズは、あらゆる多様性(※)を受け入れ、差別を禁止し、互いを尊重し合うことで、
Mission
人とテクノロジーの力で、働く人々に感動を届け、豊かな社会を創造します
Vision
難しいことをかんたんに。未来の仕事のやり方をデザインする
Values
プロフェッショナルであるために、進化しつづける
情熱を持って挑戦し、変化を楽しむ
多様性を生かし、関わる全ての人と共に創り出し解決する
互いに感謝し、感動を共有し共に幸せになる
正しいことを、正しくやる
を実現し、持続可能な成長を目指します。
(※)性別、年齢、人種、国籍、障がいの有無、性的指向、性自認、性表現、宗教・信条、価値観、キャリア、雇用形態、働き方等
ダイバーシティ&インクルージョンの取り組み
1. 女性活躍推進
女性のキャリア形成支援や活躍しやすい職場環境づくりが評価され、厚生労働省より女性活躍推進企業として「えるぼし認定」の最高位である「3段階目」に認定されました。
一例として、リーダー層の女性を中心に、社員同士が定期的にコミュニケーションを図る機会を設けています。自身のキャリアや経験などを共有し合うことで、新たな発見や社員間のネットワーク形成を促進し、働きがいのある会社の実現を目指しています。

2. 両立支援
社員が安心して出産・育児・介護と仕事を両立できるよう、法定を上回る休職期間等の制度を整備し、フレックスタイム制やテレワークによる多様な働き方を導入しています。
こうした取り組みにより、厚生労働省が子育てサポート企業を認定する「くるみん認定」を取得しました。

3. LGBTQ+
相談窓口の設置やAlly(*)宣言による理解者・支援者の見える化に加え、配偶者およびその家族にかかわる制度全般を同性パートナーにも適用し、性的マイノリティの方も働きやすい環境の整備に取り組んでいます。
(*)Allyとは...LGBTQ+の理解者・支援者
4. 障がい者活躍
一般事務やオフィス環境の整備、ITを活用した業務分野で多くの障がい者が活躍しています。
また、屋内型の共同農園に参画し、障がいを持った社員を中心に野菜の水耕栽培を行っています。収穫した新鮮な野菜は、定期的に社員へ配布する他、NTTDATAグループのレセプション施設で調理し広くお客様や社員にもふるまうなど、福利厚生ならびに健康経営推進の一環として取り組んでいます。