Crosstalk 05

クロストーク

プロジェクトマネージャー座談会

私たちがNTTデータ・ウィズで
プロジェクトマネージャーをする理由。

知と技術、そしてチームで。共に解を創る。

NTTデータ・ウィズは、社会やお客様企業が抱える課題をITの力で解決するプロフェッショナル集団です。その領域は実に幅広く、日々、多彩なプロジェクトが進行中です。今回は、経歴も専門も担当領域も異なる4人のプロジェクトマネージャーに集まっていただき、NTTデータ・ウィズのプロジェクトの魅力や仕事の面白さ、そして自身の成長について語ってもらいました。

PROFILE

  • H.T.

    課長

    戦略推進本部
    エンジニアリング戦略推進部 プロセスデザイン部
    2006年キャリア入社

    アウトバウンドコールセンターでスーパーバイザーを務めた後、当社に中途入社。アウトバウンド業務や営業に従事後、現部署で業務プロセスの改善やITツール導入を推進。

  • Y.A.

    課長代理

    デジタルストラテジー事業本部
    ビジネスイノベーション事業部 ビジネススペンドマネジメント部
    2023年キャリア入社

    協力会社の一員として当社プロジェクトに参画後、地方への転居を機に当社に中途入社。「Concur」に関する豊富な知識と経験、高いスキルが認められ、スペシャリストとして活躍。

  • I.A.

    課長代理

    デジタルストラテジー事業本部
    ビジネスイノベーション事業部 アカウンティングサービス部
    2025年中途入社

    経理のプロフェッショナルとして管理職を務めた後、経理システム「BlackLine」の導入コンサルタントとして当社に中途入社。

  • Y.K.

    課長代理

    RE-Tech事業本部
    HOME4U事業部 サービスデザイン開発部
    2018年中途入社

    保険会社のパッケージシステム、携帯電話会社の受注管理システムなどの開発案件に従事後、当社に中途入社。自社サービスである不動産情報サイトの開発・運用を担う。

キャリア編

Motive

裁量と成長、その両方を手にできる。

——皆さんが転職を志した背景と当社に入社した理由について教えてください。

  • Y.K.

    前職ではシステム開発の仕事をしていました。お客様先に常駐して開発を進め、リリースが終わると次の現場へ――そんなサイクルを繰り返していたんです。でも次第に、「自分がつくったシステムをもっと長く関わって、育てていきたい」と感じるようになって。開発だけでなく、運用にも携わりたいという思いが強くなったことが、転職を考えたきっかけでした。

  • I.A.

    私は長年、経理部門で働いてきました。もともとITを活用して経理業務の改善や効率化を進めることが好きで、自ら工夫しながら取り組んでいました。そうした経験を重ねるうちに、「自社の管理部門にとどまらず、より広い視点でお客様に提案できる仕事がしたい」と思うようになり、それが転職を決意した大きなきっかけになりました。

  • Y.A.

    もともとは協力会社の一員として、当社のプロジェクトに参加していました。その後、家庭の事情で東京から地方に移住することになったのですが、移住先では前職で培ったスキルを活かせる仕事がなかなか見つからなくて…。そんなとき、以前のプロジェクトでご一緒した方から声をかけていただき、それがきっかけで当社へ転職することになりました。

  • H.T.

    前職ではアウトバウンドのコールセンターで働いていました。ただ、職場環境が少し厳しくて、このまま続けていくことに不安を感じたのが転職を考えたきっかけです。だから、当社に入社を決めた理由も「安心して長く働ける環境がある」という点への期待でした。実際に入ってみると、想像以上に働きやすく、成長できるチャンスも多くて、とても満足しています。

  • Y.A.

    実は私も、前職を通じて当社の働き方・働く環境についてはある程度知っているつもりでした。でも実際に入社してみると、想像以上に働きやすい職場環境だと感じています。今回の座談会も、諸事情で急きょオンライン参加になったのですが、こうした柔軟な対応ができるのも、社員一人ひとりの主体性や自主性を大切にしている会社だからこそだと、あらためて実感しています。

  • I.A.

    私も、成長できる機会の多さを日々実感しています。当社は一人ひとりに与えられる裁量が大きく、そこに魅力を感じて入社を決めました。実際、今の部署でも顧客折衝・提案から受注後のプロジェクトマネジメントまで、担当者を信頼して任せてくれる風土があります。自分で考え、企画して、実行していきたいという人にとっては、本当にやりがいのある職場だと思いますね。

  • H.T.

    私はアウトバウンド業務や営業に従事した後、RPAの導入を推進する部署に配属されたのですが、当時はITの知識もスキルも素人レベルでしたので、しばらくは苦労するだろうと覚悟しました。ところが実際は、これまで培ってきた業務知識こそが何よりの強みとなり、それを生かす中で自然とIT知識も身についていきました。それが面白くてどんどん業務にのめり込み、気づけば私もプロジェクトマネジャーに。これも当社が社員一人ひとりの意思と個性を尊重する文化だからと感謝しています。

  • Y.K.

    私も皆さんの部署と同じように、NTTデータグループとしての経営の安定感と、働きやすい環境が整っていることを実感しています。一方で、私の所属している部署は入社前にイメージしていたよりも少数精鋭で企画・運営活動をしていることに驚きました。実際の現場では、ユーザーの声を直接聞きながらサービスを育てていく風土があり、意思決定のスピードも非常に速い。自分のアイデアを活かして新しいことにどんどん挑戦できる環境で、日々大きな刺激を受けています。

Mission

自らの働きによってプロジェクトの結果も大きく変わる

——皆さんが担当するプロジェクトの概要とやりがいを教えてください。

  • H.T.

    私の部署では、当社が受注したBPO/BPS案件に対して、RPAやAIなどのITツールを導入し、業務プロセスの高度化・効率化やプロジェクト原価の削減につなげることが主な役割です。担当するプロジェクトの規模はさまざまで、部門単位のものもあれば、全社的に取り組むような大きな案件もあります。期間も、数か月で完結するものから、チームで1年ほどかけて進めるものまで、本当に幅広いですね。

  • Y.A.

    私はクラウド型経費精算システム「Concur」の導入を担当しています。製造業や金融業、公共系など、お客様の業種によって要望がさまざまなので、その都度、最適な形で導入できるよう工夫しています。「Concur」の特性を活かしたうえで、お客様の運用フローに合わせた最適な仕組みを提案する――そこが私たちの腕の見せどころですね。

  • I.A.

    私は主に上場企業向けに、クラウド型経理変革プラットフォーム「BlackLine」の導入を担当しています。Y.A.さんと同様、お客様の課題・オーダーとBlackLineで実現できることをすり合わせ、お客様の経理業務を再構築する必要があるため、高い業務知識、折衝力やプロジェクト推進力が求められる仕事です。その分、試行錯誤の中からお客様に喜ばれる仕組みを形にできたときの達成感は大きいですね。

  • Y.K.

    私は、入社のきっかけにもなった不動産情報サイト「HOME4U」の開発・運営に携わっています。サービスは不動産売却、土地活用、注文住宅の3つがあり、私はその中の注文住宅サイトの開発案件のプロジェクトマネジメントをメインで担当しています。「HOME4U」では、利用してくださるエンドユーザーの声、不動産会社やハウスメーカーの意見、そして社内担当者のフィードバック――この三方向の声をもとに、より使いやすい仕組みへと短いサイクルで改善を重ねています。多様な視点から意見をもらいながらサービスを育てていけることが、この仕事の大きなやりがいですね。

  • H.T.

    皆さんのお話を聞いていると、あらためて当社には本当に多様な商材やサービス、そしてプロジェクトがあることを実感します。Y.A.さんやI.A.さんは、お客様との関わりの中に業務のやりがいを感じていらっしゃるようですね。一方で、Y.K.さんや私の場合は、様々なプロジェクトや開発を通じて、組織や現場の課題解決に直接貢献できることにやりがいを感じています。チームで協力しながら新しい仕組みや改善策を形にできるのも、この仕事の魅力です。
    さらに、その成果を数値として確認できるのも面白いところですね。特に私は、RPAやAIを活用した業務自動化によって創出されたマンパワーや削減された人件費など、成果が目に見えてわかる点に大きな達成感を感じています。

  • Y.K.

    本当にそうですよね。不動産情報サイトの運営は、改修や新機能の追加がアクセス数や契約率、売上などの結果にすぐ表れるので、自分の成果を実感しやすい仕事です。利用者の反応を直接感じられるのも大きなやりがいで、「使いやすくなった」といった声は素直に嬉しいですし、厳しいご意見も次の改善につながる貴重なヒントになります。運用で得た気づきをすぐに開発へ活かせる点がこの仕事の面白さでもあり、エンジニアとしての成長を実感できる瞬間でもあります。

  • I.A.

    私たちの業務について言えば、まさにH.T.さんがおっしゃったとおりですね。お客様との関わり方次第で、受注できるかどうかが決まりますし、その後のプロジェクトのQCD――つまり品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)にも大きく影響します。製品の機能だけでは解決しきれない課題もありますが、信頼関係がしっかり築けていれば、経理業務の効率化はもちろん、次年度の予算を見据えた投資計画まで一緒に考えることができます。そうした深い関わりを通じて、お客様の期待を超える成果を目指せるところに、この仕事ならではのやりがいを感じています。

  • Y.A.

    I.A.さんのおっしゃるとおりですね。お客様との関係性が深まると、「『Concur』の導入をきっかけに、社内の会計システム全体を見直したい」といったご相談をいただくこともあります。そうした場面は、当社にとって新しいビジネスチャンスでもあり、自分の提案や働きかけ次第で、大きなプロジェクトへと発展させることができるんです。自分の行動が事業部ひいては会社を新たなステージに連れていく――そこにこの仕事ならではの面白さとやりがいを感じています。

後半の「仕事編」に続く

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